お菓子ができるまで
かたらいの楽しさ〜物語性のある菓子づくり〜
お菓子に物語性をもたせて、当店とお客様が、あるいは菓子を贈った側と贈られた側がコミュニケーションできるように心がけております。 根底にあるのは見た目や味に加えて地域の文化、物語に根付いたお菓子作り。
沢菊といえば「ぶすのこぶ」、故、森繁久弥氏が久慈にいらした際に命名した「桃べっぴん」(茶道裏千家家元賞受賞)など和菓子が有名ですが 最近は洋菓子の開発にも力をいれております。
口の中にいれるとふわっととろけるチーズケーキ「ふわっときらら」や、久慈地方の山ぶどうを使った「山ぶどうのチーズケーキ」は テレビ朝日系列「7人の女弁護士」に登場したのをはじめ多くのグルメ番組に取り上げられ、 福岡、名古屋、大阪、東京と販路が広がっております。
美味しさへのこだわり〜厳選した原材料
「口のなかでふわっととろけるチーズケーキをつくりたい」その想いを形にするため、とことん原材料にはこだわりました。
2種類のフレッシュチーズと最高級生クリームを使用し、 まるでホイップクリームのような極上の味わいが楽しめる「ふわっときらら」シリーズ。
「きらら」というのは「女の子が産まれたら名付けよう」と社長が決めていた名前。 授かったのは3人とも元気な男の子だったため「きらら」はお菓子の名前になりました。
男の子達は和菓子、洋菓子部門で屋台骨を支えるまでに成長し、 きららシリーズは大ヒットして我が子のように成長を遂げております。
地域文化を基本に商品開発〜久慈ならでは〜
久慈地方の山ぶどうをケーキ作りに活かせないかと考え試行錯誤の上、ついに完成させたのが「山ぶどうのチーズケーキ」。 この地方の山ぶどうは、普通のぶどうに比べて多くのビタミン成分とミネラル成分を含み、酸味も強いけれど甘みも強いのが特徴です。 粒が小さく種が大きいので、とれる果汁が少なく貴重とされてきました。滋養に富んだ貴重な山ぶどうを濃縮し、 糖度30%の贅沢なソースに仕上げ「白樺林でほたるが乱舞する様子」を手作りで表現しました。 ふわっととろけるチーズケーキと甘酸っぱい山ぶどうソースのハーモニーをお楽しみください。